R「あぁ? テメエの出番なんぞ金輪際ねぇんだよ。さっさと帰れ」
G「え〜、でも順番が決まってるじゃないか〜」
R「ウゼェってんだろ、黙れよ」
Y「もぅ、喧嘩しないでよ。いつもこうなんだから」
G「でも〜僕のせいじゃないよ〜」
R「あぁ? 俺のせいだってのかよ」
Y「うーるーさーい! ほら、さっさと引っ込みなさいっ!」
R「おぉっ、コラ、引っ張るなよ」
G「じゃ〜ね〜」
G「ねぇねぇ、そろそろ後退だよ〜」
R「あぁ? 面倒クセェから、お前がそのまま居ろよ」
G「え〜、でも次はきみの番じゃないか〜」
R「ウルセェよ。俺は寝てるから勝手にやれ」
Y「あーもー、喧嘩するなー」
G「僕のせいじゃないよ〜」
R「俺のせいでもねぇだろ」
Y「うーるーさーい!」
R「おぉっ、だから何で俺だけ引きずるんだよ!」
G「よろしく〜」
三人のやり取りは、変わることなく、永遠に続く。
信号機の話です。
三人組ってちょうどいい関係になることが多いと思います。
男性二人女性一人なのは、正反対の馬鹿たちを戒める女性、というのが好きだからかもしれません。